タイトル名
 
メーカー、ブランド名   総プレイ時間  

9-nine- ゆきいろ

ゆきはなゆきのあと

 
ぱれっと   5 時間前後  
                                           

シナリオ
  
グラフィック    音楽  
(25/30)    (16/20)    A+(17/20)  

キャラクター
  
総合点数    個人的評価  
(25/30)    A(83)      


初めに(前書き)

今回は 9-nine- ゆきいろゆきはな

ゆきのあと 単独のレビューです。

9-nine はシリーズとして一応

4 作品と+αが発売されていますが

私は最初に9-nine- ここのつ

ここのかここのいろ(以降は

1 作目と表記)をプレイした後。

9 -nine- そらいろそらうた

そらのおと(以降は 2 作目と

表記)をプレイした後。次に

9 -nine- はるいろはるこい

はるのかぜ(以降 3 作目と

表記)と順番にプレイした後。

9 -nine- ゆきいろゆきはな

ゆきのあと(以降は本作と

表記)をクリアした段階で今回の

レビューを書いています。それと

まだ+αの部分のゲームをクリア

していないので、その内容次第で

最終的な評価が変わる可能性が

ある事はご了承ください。また

9 -nine- シリーズのレビューで

何度も書いていますが当時プレイ

した人とは 温度感 が違います。

何故なら続編を待たずにプレイ

出来るので、その辺りの感覚の

方もレビューの内容に反映されて

いる可能性があります。その事を

理解された上で問題ない人のみ

この先を読んで頂けると幸いです。

最後に本作と+α部分まで含めた

シリーズの総括的な内容について

こちら でまとめています。これは

ネタバレ 全開で書いていますが

私が 9-nine- という 作品 について

思う事を全て書きましたので興味が

ある方をご覧ください。一応+α

部分の ネタバレ は少なめです。


総評

シリーズを最後まで追いかけてきて

本当に 良かった と思えたゲーム

でしたね。音楽以外の各項目評価は

名作 のラインに届いていない

ですがそれは今までのシリーズの

積み重ね を評価に含めておらず

それ込みなら個人的評価以外は

全ての項目で 名作 といえる

ラインに届いたゲームですね。

また音楽の部分はシリーズで一番

高い評価をしていた 3 作目を

超えました。この部分は本作の

評価だけなので、上でも書いて

いる積み重ねを考慮すればもう

一段上でもおかしくないです。

そこまで本作を評価していながら

個人的評価を 名作 にしていない

理由は 1 作目のメインヒロインの

都の本作での扱い方に納得がいって

いないからですね。やっぱり都の

純粋な可愛さがあったからこそ

ここまでプレイを続けて来られたと

いっても過言ではないので、そんな

私からすればどうしてももっと都を

優遇して欲しいと思うんですよね。

まあ、私の個人的な事情はこれ

ぐらいにして、総評のまとめに

入りますが、このシリーズを

ここまで追っかけて来た人は問答

無用で買ってプレイしてください。

プレイした事を 後悔は しない

ゲームだから。でいいです。


あらすじとプレイについて

シリーズ過去のレビューで何度も

書いていますが、簡単にまとめると

特に特色のない学園都市に通う

本作の主人公である翔は神社に

祀られた「神器」が破損した事が

きっかけとなり異能に目覚めた

少年少女達が巻き起こす数奇な

運命に巻き込まれていく…これ

までの奮闘でついに明かされた

黒幕。そしてその黒幕を倒すための

鍵を握る少女。全ての決着をつける

ために何度も何度でも進み続けた

先に至る結末はどのような結果を

もたらすのだろうか…(一部公式

サイトより抜粋)といった感じ

ですね。

 

総プレイ時間は 6 時間前後です。

少し特殊な選択をする形ですが

基本的には一本道で進んでいき

ます。おおよその区切りとして

オープニング曲が流れるまでが

約 1 時間でそこから 3 時間は

かからないぐらいで一区切りと

なり、その後に 2 時間ぐらいで

だいたい終わる流れです。


シナリオ

1 作目〜 3 作目と少し流れが違い

最初の方は本作ヒロインの「結城

希亜」の能力と彼女との今までの

違う出会い方を描写しています。

その後はこれまでのシリーズと

同じようにほぼ個別ルートに近い

形で進んでいきます。そして

その後にこれまでの出来事の

決着をつけるべく 様々な力

借りてとある結末へと至る流れを

描写しています。

 

まず、本作は 1 作目〜 3 作目と

比べるとシナリオの 重み が違い

ます。これまでも死人や消失と

いった事はありましたがそれらが

軽く感じましたね。この重みは

人によっては苦しく感じる人も

いるかも知れませんが 重み がある

からこそ表現の 深み が増したと

思います。そして、ただ重いだけ

ではなく本作ヒロインの希亜と

主人公の翔との恋愛描写はもう

本当に甘々でとろけるような日々

でした。そこからの落差もまた

シナリオの強弱をつける事に一役

買っていましたね。さて。1 作目〜

3 作目ではアーティファクト

ユーザーを中心とした様々な事件の

本筋と主人公とヒロイン達との

恋愛描写。これら 2 つの内容を

シナリオの評価の基準として

いましたが、本作ではそのどちらも

高いレベルで両立しています。

3 作目のレビューでは「本筋の話は

次作でその真価が問われる」と

書いていましたが、こちらも十分に

評価出来る内容だったと言えます。

もちろん一切不満がない訳ではない

ですよ。複数回プレイすれば細かい

点で気になる部分もあります。

それでも 9 -nine- というシリーズ

の中でだいたいの伏線をまとめて

回収して区切りをつけて「うん。

綺麗に終わったな」と最初にクリア

した時に私は感じられたので高く

評価しています。恋愛描写の部分

でも希亜が少しずつ翔に背負う

重みを解除した姿を見せながら

距離を縮めていく描写は良かった

です。そして希亜の変化と覚悟。

そして可愛さを翔とプレイヤーは

感じられたからこそプレイ中に

感情を揺さぶられたはずです。

まあ、総じて欠点らしい欠点を

私は見つけられませんでしたが

1 作目〜 3 作目までの 積み重ね

本作のシナリオに大きく影響して

います。公式サイトでも 1 作目〜

3 作目までのプレイを 強く推奨 して

います。それならば本作だけの

シナリオの評価で 名作 とするのは

違うなと考えて総評でも書いた

ように今回はこの評価として

いますが、1 作目〜 3 作目までの

分も考慮すれば 名作 のラインには

乗っていますね。


グラフィック

シリーズを通して立ち絵や一枚絵の

クオリティーはずっと高いですが

本作はこれまでの 3 作品と比べて

演出がとても良かったですね。

ネタバレ になるので具体的な

事は書きにくいですが個人的には

3 作目のナインと呼んだアレより

インパクトがありました。一枚絵に

関しては 色々と 印象的な物が

多いですが、私が一番好きなのは

ギャラリーの CG で 2 枚目の一番

上の左から 2 番目ですね。この

4 人の並びはここまでプレイして

きた人に確実に刺さる一枚絵です。

そしてその下に表示されている

一枚絵が本作で一番えげつないと

思います。これは…本当にね…

もう言葉にならないです。そして

それと双璧をなすのが服を着てる

状態の希亜を抱きしめている翔君が

写っている一枚絵ですね。これも

凄まじいインパクトでした。ただ

この場面でこの一枚絵がある事で

シナリオでのクオリティが更に

あがったと私は思います。この

項目の一番最初で書いたように

1 作目からずっと高い評価をして

きましたが本作では演出の良さを

どこまで評価するかと私が本作で

一番好きな一枚絵がここまでの

3 作品をプレイしてきたからこその

良さがあると考えて最終的にこの

評価としています。それを考えない

場合はもう一段上の評価にしていた

可能性が高いですね。


音楽

いや、3 作目もかなり評価して

いましたけど、それを超えて

来ましたね。まずはエンディング

曲の Be braver! です。正直

始めに聞いた時はそこまでかなと

思っていたんですが、もう一度

聞いた時にはグッときましたね。

特にサビの終わりに近い部分の

「未来へ向かおう」辺りが良い

です。ただ Squall がそれ以上に

えげつなかったのでインパクトが

強いです。まあ、出だしから心に

突き刺さる歌詞ですが、あの場面で

この曲を使った事の 効果は絶大

でしたし、音楽の使い方として

理想的 でしたね。私にとっては。

そして歌詞の最後「いつか必ず

迎えに行く」はもうね…本当に

言葉にならないです。その上で

それを超えたのがオープニング曲の

DEAR MY WAKER ですよ。ゲーム

中で初めて流れた時はおしゃれ

だなと思いましたね。特に曲の

出だしで文字が表示された辺りが。

そして歌唱付きで次にゲームで

流れた時は印象的でしたね。そして

この場面での曲の歌詞を考えると

ヤバいです。サビ部分の「あなたと

歩んだ未来を想う」から最後まで

歌詞が…もう本当にね…私は翔君

だけではなくて、それ以外のキャラ

クターの心情にも当てはまるのでは

ないかと思っています。そしてその

少し後にピアノバージョンで流れた

辺りでもう駄目です。この曲が

このゲームで一番、好きな曲に

なりました。さて、次に BGM の

話ですが、やっぱり mile likel

ihood が印象に残っています。まあ

流れた場面がズルいですけどね。

ここまでが本作での新しい音楽で

この時点で既に A+ の評価に

届いていると思っていますが

ここに今まで発売されてきた

3 作品のオープニング曲のピアノ

バージョンに加えて under

themoon などの BGM も加えると

それ以上の評価をする人がいても

おかしくないと思います。


キャラクター

さて。誰から書くか迷いますが

ここはサブキャラクター達から

書きます。高峰やゴーストに成瀬

先生。そしてソフィーティアに

イーリス。これらのキャラクター

達は皆それぞれに見せ場があり

信念や覚悟を感じられる場面が

多くありました。特に与一は正直

3 作目での彼の立ち回りでは

狂気 がまだ少し足りなく感じて

いましたが本作ではそれも十分

感じられました。まあ、彼は

好き嫌いが分かれるキャラクター

ではありますが、彼のような

キャラクターがいたから 9-nine-

というシリーズに 緊張感

生まれたと私は思っていますので

そういった意味では重要なキャラ

クターでしたね。後は違和感と

いうか気になった部分では高峰が

与一に向ける感情…というか

考え方の描写が弱いですね。どう

なんでしょう?この後の+αで

その辺りも含めて与一周りの描写も

されるのなら最終的な評価は変わる

可能性はありますが、現状では良い

評価は出来ないですね。さて。次は

主人公の翔君です。3 作目も十分

カッコいいですが、本作ではそれを

超えて来ましたね。いや、本作では

様々な経験 をしたからこそ至った

境地。この描写は賛否がありそう

ですが私はこの翔君に魅力を感じ

ました。色々な想いや気持ちを胸に

抱きながら進み続けた彼の結末も

含めて「ありがとう」と彼に言葉を

かけてあげたいですね。そして

そんな翔君と結ばれる本作メイン

ヒロインの希亜ですが、これもまあ

凄かったです。3 作目のレビューで

ギャップ 萌えの王道で次回作に

期待が持てると書いていました。

実際の所は ギャップ という部分は

間違ってはいませんが 破壊力

違いました。何というか希亜なりの

考えをもって行動をした結果が

プレイヤーと翔君にクリティカルに

刺さりまくりました。また、希亜

自身のあり方や境遇もこれまで

明かされる事が無かったですが

それらを描写された後に描かれる

彼女の決意と覚悟は尊いと感じ

ましたね。そんな尊さと可愛さ。

この 2 つを両立している事が

彼女の魅力ですね。後は総評でも

書いたようにこれまでの 3 作品

での 積み重ね を本作の評価に

入れるかどうかで 名作

ラインに届くか変わると思います。


Hシーン

1 作目〜 3 作目と同じように回想

シーンに 3 つ 収録されています。

プレイ内容は個人的には 3 作目より

薄くなっていると感じますね。ただ

一番最初のHシーンでこちらを見る

希亜の 幼さ (私はロリコンじゃ

ないけど) ズドンと心を掴まれる

人も多いのではないでしょうか?

後はそうですね…選択肢で髪型を

変えられるのですが、希亜の体系で

あの髪型も多分ズドンとハマる人

にはハマるのではないかなと感じ

ましたね。


最後に一言

+αで私の願望は叶うのだろうか…




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